AWS ASS C03 合格体験記

はじめに

AWS SAA C03を受験して合格することができました。2022の9月末から新しい試験範囲になり、少しでも情報を探している方の参考になればと思い、自分の試験体験談をまとめようと思ったのが、この記事を書くことにしたきっかけです。

自分の試験結果がこれですね。


点数自体は結構ギリギリでした笑

ただ、AWSを土台として、Cloudに精通するという意味合いでは十分なスコアかなと思っています。これ以上のスコアを取るにはもっとAWSのサービスに精通する必要がありますし。。。

それでは以下から自分の合格までの勉強法など紹介していこうと思います。

ひとっ飛びに試験の違いだけを確認したいという方はこちらのリンクから、該当箇所に飛んでもらえると良いかと思います。

以下のような流れで今回の記事では自分の体験を紹介していきます。

  • SAAとは
  • 受験の経緯
  • C02とC03の違い
  • 勉強方法
  • 感想

SAAとは

抜粋

業界で認められた AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) は、幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。この認定の焦点は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計にあり、AWS Well-Architected フレームワークに関する深い理解を示します。この認定は、認定された専門家のキャリアプロファイルと収益を向上させ、利害関係者やお客様とのやり取りにおける信頼性と自信を高めます。

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

上記は公式からの抜粋です。

要するにAWSの幅広い知識を身につけることを目的とした資格です。個人的には、クラウドを勉強し始める人の登竜門的な立ち位置にある資格であると思います。

サンプル問題もついているので、まずは自分自身の立ち位置を把握する意味でも覗いてみると良いかもしれません。

受験の経緯

インターンとして働いていたころから触り始め、基本的な操作であったり、マネージドサービスについての知識は持っているつもりでした。特定の国家資格などは別にして「資格」というもののために勉強するという行為があまり好きではなかったのですが、大きく2つの理由から今回AWSの資格をとってみようと決意しました。

  1. 一つ上の先輩が受験すると言い出したこと
  2. クラウド、特にAWSの「体系的」な知識を身につけたいと思ったこと

一つ目の理由に関しては、自分でも少し浅ましいと思います。笑

もちろん、これだけが決め手ではないのですが、二つ目の理由があった上で自分の後押しになったことは間違いないです。

二つ目の理由が本命で、AWSには数百種類のサービスが存在しており、そもそもサービス自体をある程度把握しておかないと、存在に気づけない可能性があります。マネージドサービスとして用意されているものを、必死に自分で構成してしまうという、工数の無駄を生む原因にもなりかねません。

そのため、網羅的に全体像を把握したい、クラウドに対する一定の基礎知識を固めておきたい。という思いから今回の受験を決めました。

C02とC03の違い

導入から飛んできてくれた人もいると思うので、自分の結論から先に述べてしまいます。

それは、「差はない」です。

全くないというと語弊がありますし、自分が試験を受けたときは、勉強する過程ではみなかったSecrets Managerに関する問題が出題されたりしました。

しかし、それ以外はC02とおなじ勉強をしておけば解ける問題ばかりだと思います。基礎を固める勉強をしておけば間違いないと思います。

一方で、資格を取得すること自体に重きを置いている場合は難しいかもしれません。

肌感にはなりますが、問題の雰囲気は若干変わっているような気がしますので、本質を掴もうとせずに勉強すると、当日問題を見て「解けない」という事態に陥るかもしれません。

まとめると、問題に差はない。出題の雰囲気が少し異なる。というのが自分の感じた印象です。

勉強方法

勉強方法については、目的によって大きく二分されると思います。

・試験を通して知識を身につけたい

・とりあえず試験に合格したい

目的に対して好みはあると思いますが、どちらかが悪い、どちらかが良いということはないと思います。自分の目的が明確に決まっているならば、それに合わせた勉強法を行うのが最も効率が良いと思いますし、そうすべきだと思います。

そういうわけで、前者に対する勉強法と後者に対する勉強法を分けて紹介したいと思います。

ただし、自分が勉強した方法をベースにしています。

<前者>

自分が勉強した教材はオレンジ本とUdemyです。

特にAWSの試験対策を行うならば、Udemyの講座はほぼ必須だろうと自分は思います。

特におすすめなのがこの二つです。

むしろこの二つだけで、自分は事足りると思っています。

おすすめ講座一つ目

こちらのコースでは、hands on形式で試験に出る範囲のサービスを学習することができます。紙や動画媒体だけで学びきれる人には不要かもしれませんが、自分の場合は手を動かした方が記憶に定着しやすいですし、設問に迷った際も手を動かしていると、記憶の底から正解をひっぱってこれる気がします笑

おすすめの講座二つ目

こちらの講座では、6回分の模擬問題がついています。試験対策として、模擬問題を解くのは大事だと思います。自分に足りていない部分を明確にして、知識の穴埋めをすることができます。

何周かして、全てのコースで9割近くスコアが出るくらいの理解度があれば、試験に合格の合格水準に達することができると思います。

本なども読みましたが、知識の軽い整理には役立つ一方で、それ以上のものは得られないと自分自身は感じました。

<後者>

試験に合格するだけならば、模擬問題を永遠に解き続けて、答え合わせをしながら足りない知識を詰め込みまくるのが一番の近道だと思います。

ある程度の前提知識があることが要件にはなりますが、見直しをしっかりしながら解き進めていくことで、合格水準に達することは可能だと思います。

どうしても行き詰まってしまった場合は、遠回りでしょうが、一度0から知識を整理して入れてみることをおすすめします。

感想

以上、自分がAWS SAAを受けた体験記をまとめてみました。アメリカの1000万円以上の収入がある人が持っている資格ランキングを見ると、SAAはなんと二番目に来るくらい熱い(?)資格です。単純に面白い学びが多かったので、来年くらいにはエキスパート試験の方も受けてみたいと考えています。それでは!!

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